ナノファイバー of 株式会社オーテック

ナノファイバー製造技術の種類

ナノファイバー製造装置には溶媒型と溶融型の2種類があります。
溶媒型とはエレクトロスピニング方式が主流で、今は様々な企業が製品化に乗り出しています。
エレクトロスピニング方式ではナノファイバー繊維を不織布に吹き付けるやり方でシート状にする事が出来ます。
溶融型は原料を熱により溶かして吹く事でナノ繊維を作り出し、主に綿状の状態でナノファイバー繊維を作り出します。
しかし作り方によっては制作時からシート状に出来、ナノファイバーフィルターを製作も可能です。

ナノファイバーの利用分野の可能性

【農業・園芸・畜産分野】
・ビニールハウスを対象としてネットシート
 (保温シートや防虫シート)
・鶏舎、豚舎、牛舎などのウィルス対応シート
 (外部から侵入するウィルスを防ぐ為に外気を導入する網の通気口に設置するシート)

【生活環境分野】
・住宅:断熱材、防音材、内装材
 (従来の断熱材や防音材に何割かのナノファイバーウェブを混ぜる事で格段に従来製品より高性能の
  製品が作れる)
・大気浄化:PM2.5やウィルス、黄砂対策品のナノファイバーフィルター
・傘:ナノファイバーは極細の繊維で形成されており、ハスの葉効果によって水を弾く効果があり
・パックシート:細い繊維が顔の凹凸に対応して密着し、美容液をたっぷりナノファイバー繊維層に
 含むことができる

【医療分野】
・手術着、帽子:ハスの葉効果によって血液が付着を防ぐ他に病原菌が浸透するのを防ぐ効果あり

【工業分野】
・防音材
・断熱材
・バッテリーのセパレーター
・油吸収材:ナノファイバーウェブ(綿)は自重の40倍の油を吸収でき、尚かつ水を吸わす油だけ
      を回収するので原油流出事故で効果的に油の回収が可能
      (吸油量では50〜60倍ありますが、40倍と表示しているのは保持力としてです。
       この保持とは国土交通省の型式試験での吸収量の測定の仕方に準じてます。)





ナノファイバーウェブ(綿)11月より製造開始!


ナノファイバーを使って新しい製品を作り出すお手伝いを致します!


ナノファイバー製品のいろいろ

今現在主に製造しているナノファイバー製品は厨房や食品加工工場から出る排水中に含まれる油分を
グリストラップによって浮上させ,浮上した油分をナノファイバーによって吸収し,
下水に流れていくのを防ぎます。
また形状としては現在は綿の状態での製造ですが、シート状を製造する事も可能です。


シート全体写真.JPGシート拡大写真.JPG

ナノファイバーシート水滴.jpgIMG_6711.JPG
ナノファイバーの撥水効果!!

グリストラップでの使用方法

飲食店等には下水に流す前に排油を下水に流さない為に設置するグリース阻集器(グリストラップ)
が設置されています。
設置の理由は液状として店舗から出た排油が下水管の先で冷え油が固形化してしまい、
固形化した油が下水管内にこびり付き排水の流れを阻害して下水が流れなくなってしまうからです。


グリストラップの具体的使用例.jpg


現在販売しているナノマイクロ油吸収材は1キロ単位ですが、1キロあたり14個の塊の
ナノマイクロの綿が入っており、これを1回で2塊使うので7回分となり、
2塊(約140g)で吸油量40倍なので約5.6kgの油を吸収できます。



美容パック用ナノファイバーパックシート

あまたある美容パックシートはパックシートに入っている美容液の量を強調していますが、この
ナノファイバーパックシートはパックシート自体が数十グラムの美容液を含む事を特徴としています。
この大量に含んだ美容液を液垂れさせずにパックを行う事が出来るので、長時間の使用期間中でも
テレビやインターネットまたは読書等を楽しむことができます。

IMG_0561.JPG




milk_btn_pagetop.png